広告をつくらず、コンテンツをつくった理由

AIを1年近く使って気づいたことが、ひとつあります。

魔法のワンクリックはありません。 結局は愛情と粘り強さ、そして目標がどれだけ確かかどうかでした。

同じ時間とトークンを使うなら、意味のあることに使おう。すぐ忘れられるデジタルのゴミはつくらない。そう決めて、無料の性格診断をひとつつくりました。1か月かかりました。


クルーがQuigaの画面を一緒に見ていた日。
クルーがQuigaの画面を一緒に見ていた日。

Quiga(quiga.io)をマーケティングするために、あれこれ考えました。Instagramにカード投稿をしようか、YouTubeに動画を撮ろうか。

いくつかInstagramのコンテンツを上げかけたところで、手が止まりました。こういうものは上げた週だけ消費されて、過ぎたら誰も見返しません。時間をかけてつくったものが結局デジタルのゴミになるのは目に見えている。流行が終われば寿命も終わる。

やろうと思えば何でもつくれる時代。ならばその時間を、消費されて終わるものではなく、残るものに使うべきじゃないか——そう思いました。

時間が経っても残るのは、結局コンテンツと物語でした。古い童話や古い映画、古本のように。

だから決めました。広告をつくるな、使えるものをつくれ。


流行に乗らない問いを選びました

まず、すでにある長尾コンテンツをいろいろ試してみました。そしてどんなコンテンツをつくろうか考えて、流行に乗らない問いを選びました。

自分は何者で、どんな人間なのか。

性格診断はもう流行遅れだと言われます。それでも人々は続けます。新しいものが出ればまたやってみます。トレンドではなく、人間がもともと知りたいことだからだと思いました。

何度か検索していると、ありがたいことにアルゴリズムが広告を大きく打っているところを見せてくれたので、実際にやってみました。^^

他の診断を実際にやってみました。設問は短くありませんでした。
他の診断を実際にやってみました。設問は短くありませんでした。

設問を最後まで全部答えて、丁寧にやりました。短くない時間 — 寝ていても起き上がって。


結果はぼんやりと隠されていました

大きく書かれているのは1.98ドル。小さい文字は毎月28.80ドル。
大きく書かれているのは1.98ドル。小さい文字は毎月28.80ドル。

最後の画面で自分の結果が出ました。ぼんやりと隠された状態で。4文字のうち1文字だけ見えて(あ、もう笑えない)

そして決済画面。19.80ドル ???? 割引して1.98ドルだと大きく書いてありました。

下のほうの小さな文字。

「サブスクリプションをキャンセルするまで、毎月28.80米ドルが請求されることに同意します。」

1.98ドルだと思っていたのが毎月28.80ドル。結果を保存するにはメールアドレスを入れろ。

正直、腹が立ちました。お金が惜しいというより、そこまで費やした時間が惜しかった。選択肢を選ぶのに使ったあの時間はもう支払ってしまったのに、それを人質に取られた気分でした。

その場で決めました。無料でつくろう。51言語でいこう !!


言うのは簡単で、やることは山積みでした

分析して、エンジンをつくって、修正して、磨いて — 画像制作まで完了するのにほぼ1か月かかりました。

設問82問を起点に、採点・分析の方法を研究するところから書き直しました。結果の文章はタイプごとに複数のケースをつくり、相性分析は136ペアをひとつひとつ全部書きました。128の性格それぞれで異なる差が出るよう、約4,000通りの組み合わせを組みました。

計算方式もAIと一緒に開発して公開しています。遊びですが結果にがっかりしないようにして、どう計算しているかはお見せするのが筋だと思いました。

結果を保存することも考えました。性格データは集めやすい資産ですから。でもそれも個人情報なので、他人の性格を残す理由がない。結果はサーバーではなく、リンク自体の組み合わせで生成しました。

その過程で何度も間違えました。

機械がつくった初稿が基準に届かず、何度もやり直しました。直して直して直して。

相性はさらにひどかった。2回つくり直してもまだ問題が残って、結局136ペアを声に出して全部読みました。そして半分近くを人が最初から書き直しました。


コミュニティに投稿してみました

心配はひとつでした。結果がとんちんかんに出たらどうしよう。

コミュニティから返ってきた言葉たち。
コミュニティから返ってきた言葉たち。

返ってきた言葉です。

おお、これすごい、詳しく出るんですね
でもこのサイト、質問が鋭い気がします
そうそう、質問も解釈も具体的でよく当たってる気がします
さすがルーティンの達人、しっかり者にぴったりです

もともと知っていた自分のタイプとほぼ同じ結果が出ると言ってくださいました。既存の診断より当たっているとまでおっしゃった方もいました。

その言葉がうれしかった。力も湧いて。だから昼夜問わず — 開発のときより多くのエネルギーを使いました。


何が違うのか

言葉だけでは信じにくいので、自分の結果をそのまま公開します。

ディープコースの結果。128の結のうち ENFJ-AL。
ディープコースの結果。128の結のうち ENFJ-AL。

いつも同じ場所で火を熾す囲炉裏(ENFJ-AL)。画面にはこう書いてあります。グループチャットの空気が冷えると我慢できなくて、後輩がしんどそうにしていると飲みの席をセッティングしてしまって、長く知るほどその人の誕生日を先に気にかける、と。

軸はパーセントで表示されますが、その横にこんな説明が付いています。「大きさは良し悪しではなく、結がどれだけはっきりしているかです。」 スコアではない、ということ。これは診断じゃなくて遊びだから。

いつも同じ場所で火を熾す囲炉裏(ENFJ-AL)— 私の結果を見る

このリンクに私の結果がまるごと入っています。私たちのサーバーにはありません。リンクを消せばそれで終わりです。それが「保存しない」の意味です。

まとめるとこうなります。

私が使ってみたところQuiga 128性格診断
結果を見る決済(1.98ドルに見えるが月28.80ドル)無料
結果を保存メールアドレス要求保存しない(リンクに収録)
広告ありなし
タイプ数16・64128
対応言語23・4951目標(今は5)
計算方式非公開公開

ただ、正直に書きます。51言語は目標で、今きちんと開いているのは5つです。人が読んで確認する前には開かないことにしているので遅いです。まだ準備できていない言語でアクセスすると違う言語が表示される問題も残っています。直しています。

試してみて、教えてください。よく当たったか、どこが違和感だったか。その声が次のバージョンをつくります。

👉 Quiga 128性格診断 — mbti.quiga.io

これからも準備しているものがまだあります。消費されて忘れられるものではなく、残るものをつくり続けようと思います。ときどきQuiga(quiga.io)に立ち寄ってもらえるとうれしいです。

もうひとつお願いがあります。51言語で開いていく途中ですが、翻訳を手伝ってくださる方を探しています。母語で読んだときに違和感のある箇所を指摘してもらえればそれで十分です。いつでも歓迎します。


ときどき立ち寄ってもらえれば、少しずつ成長した姿でお会いできます。

ところで、Quigaをなぜつくったのかはまだ書いていないですね。それは次回に~ ではまた、別のコンテンツを持ってきます。

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